嚥下治療(歯のQ&A)| 豊中市歯科医師会

QUESTION

嚥下治療(歯のQ&A)

嚥下治療と歯科治療のQ&A

嚥下障害とは

最近食事中によくむせるようになった。食事の後声がかすれる。常に喉が ゴロゴロする。食事時間が長くなった。食事量が少なくなった。いつまでももぐもぐして飲み込まない,などの症状が出たら嚥下障害かもしれません。一度ご相談ください。嚥下障害は、問題となる場所により担当する科が異なります。神経内科、歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科・気管食道科、内科・ 消化器内科・呼吸器内科などです。

嚥下障害と歯科疾患の関係について

嚥下障害の原因はたくさんあります。上記のように原因のある場所により担当する科が違いますが、口の問題で嚥下障害が起きている場合は歯科での治療が必要です。例えば、義歯があっていない。歯が抜けているのに義歯を入れずにそのまま食べている。虫歯や歯周病をそのままにしている。成長期の噛み合わせ不正などの理由で嚥下障害が起きてくることがあります。

Q1.嚥下障害はどこに相談するのが良いですか?

嚥下障害があると栄養障害、誤嚥性肺炎、脱水など内科的な症状を呈することがありますので、まずは内科の主治医に相談してみてください。それと同時に、義歯を使っていない方も、舌や口唇の問題など起きていないかを確認するために一度は歯科の先生に診てもらってください。

Q2.治りますか?

何らかの問題で正常な機能が発揮できていない時に限り、その問題が解決することができれば自然に回復します。その他はその時の状態に応じた目標を立てて治療を行なっていきます。

Q3.費用と期間はどれくらいかかりますか?

費用は保険治療の範囲内です。期間もその時の状態によって異なりますので、詳しくは一度受診してから説明を受けてください。多くの場合少なくとも何回かの受診が必要になります。

Q4.要介護の状態で外出できません。訪問診療していいただけますか?

可能です。